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2002
ryota-t.tripod.com
Japan
GOTTFRIED HELNWEIN
ゴッドフリート・ヘルンバイン集
GOTTFRIED HELNWEIN
構成・解説 伊藤俊治 リブロポート オーストリア=ウィーンはヤバい芸術家を数多く輩出/排出している。シェーンベルク、ベルク、ウェーベルンら新ウィーン楽派の音楽、シーレ、ココシュカらの表現主義的な絵画、フックスらのウィーン幻想派。 そして、我らがヒーロー、ゴットフリート・ヘルンヴァイン。 |
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……なんて言っても誰も知らないかもしれないし、全然有名じゃないのかもしれない。
とりあえず、以下に彼のウェブサイトを載せておきます。ホラー映画やホラー小説ファンで、病弱でない方、妊娠中でない方はどうぞ。 Gottfried Helnwein - The Official Website で、気に入りました? クローネンバーグやクライヴ・バーカーなんかの映画に登場してきそうな人ばかりでしょう。被写体はダイアン・アーバスのようなフリークじゃないんだけど、みんな顔に包帯を巻いたり、金属を突き刺したり、火傷にあったような皮膚?をくっつけたり、なかなか「変態」してるよね。多分、ひんやりした実験室で痛々しい「死体」を熱心に演じているのだろう。 まあ、子供にまで(と言ってもヘルンバインの子供なんだけど)こういうことさせてるからちょっとイタいけど、それでも、どこか楽しそう。 でも子供を痛い目に会わせるのは理由があるみたいだ。 ゴットフリート・ヘルンバインは1948年、ウィーンに生まれた。ご存知のように第二次世界大戦は1945年終了。そしてウィーンは1955年までソ連を含む連合国に占領されていた。 この本の解説によると、この占領期間中、強姦のために生まれた赤ん坊の数は驚くほど多かったが、普通に生まれた赤ん坊の数は極端に少なかったそうだ。つまりこの時期に生まれた子供は望まれて生まれたわけではないということだ。そのため、ヘルンバインの一連の作品の中で、残酷な仕打ちを受けている(ように見える)子供たちは重要な位置を占めている。 そして「黒い鏡(ブラック・ミラー)」というシリーズでは、ナチス及びその強制収容所をイメージさせるものになっている。ただしこのシリーズは、作者の切実な経験や調査から生み出されたものではなく、なんとスティーブン・キングの短編小説『ゴールデン・ボーイ』からインスピレーションを得たのだという。こういう感覚は生真面目なドイツとは違うのかもしれない。あるいはこのアーティストは、アメリカ経由のエンターテイメント化された恐怖と贖罪(つまりポストモダン化された)を描きたかったのかもしれない。 しかし、それだからこそ、マージナルな良識に囚われない、パーソナルなヤバさが全開している。グロテスクだけど、どこかコミカル。こういう作品を鑑賞すると「死」はそんなに暗く、そして重くないのかも |
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THE BLACK MIRROR, THE WORLD OF GOTTFRIED HELNWEIN
01. 6月 1989 MIZUE,Tokyo, Japan 季刊 夏 SUMMER 1989 No.951 Toshiharu Ito 伊藤俊治 黒い鏡 — ゴットフリート・ヘルンヴァインの世界 Artist of inner Turmoil. Gottfried Helnwein's works from the 1980's are represented by the self-portraits in his "Black Mirror" series. However, these works reach far beyond the boundaries of the ordinary self-portrait. They reflect the inner wants and desperation which lies within the viewer's own self. Helnwein points out the new form of the modern self-portrait which involves the creator and viewer alike. |
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HELNWEIN, Photography, The Self-Portraits, Toshiharu Ito
1989
Libro Port Publishing, Japan HELNWEIN ヘルンバイン写真集 Photographs by GOTTFRIED HELNWEIN Text by TOSHIHARU ITO 発行日:1989年10月30日初版第1刷 写真:ゴットフリート・ヘルンバイン 構成・文:伊藤俊治 発行者:小川道明 発行所:(株) リブロポート 〒 171 東京都豊島区南池袋2-23-2 池袋パークサイドビル2F |
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interview, GOTTFRIED HELNWEIN,「ゴットフリート・ヘルンヴァインインタビュー」
01. 9月 2003 夜想yaso 今野裕一/Yuichi Konno 特集/ゴス 2003年9月1日刊行 translation■山川純子/Sumiko Yamakawa translation supervision■青木直子/Naoko Aoki Helnwein: アートは常に、作者の生きている社会や時代を反映し、その文化をめぐる状況について何かを語っているものだと私は考えています。現代は物質主義と利潤追求の時代であり、すべてを食い尽くす娯楽産業は時代の寵児です。 ですからアーティストもキュレーターも、忘却の海に沈まぬよう、聞いてもらい見てもらおうと、必死でこのマルチメディア娯楽の怪物と必死に格闘するため、怪物と同じくらい騒々しく安っぽく愚かでいなくてはならないのです。 だから美術館におさめられた現代美術の作品の7、8割はくだらないものなのです。とはいえ、それぞれの時代は、時代ごとの美的価値を持っていることも事実であり、この時代の観衆によく伝えたいと思えば、彼らにとってわかりやすい美術言語を創り出さなければなりません。 それが私のやっていることなのです。「観客は私の生涯の恋人です」と言うほど、私は公衆に取りつかれています。私は作品によって、観客のみなさんに触れ、抱きしめ、心を揺さぶり、ときにはお尻を蹴飛ばしたい。私が専ら考えているのはこのようなことなのです。 またいっぽう、私も観客の声を聴き、真剣に受けとめます。なぜなら観客やほかのアーティストだけが私に何かを教えてくれる人々ですから。 このプロセスを、進行形の相互学習と呼んでもいいと思います。 私は観衆が私の意図を誤解したとか曲解したと思ったことは全くありません。愚劣で尊大な一部の美術批評家や「権威」は、たいてい私の意図が理解できないのです。 それにしても、こういう権威をかさに着た自称専門家たちが、私の作品を受け入れ、もてはやすことがあったら、それはさぞ怖いでしょうね。 |
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Helnwein, the monograph
# Hardcover: 424 pages ; Dimensions (in inches): 1.25 x 13.00 x 10.00
# Publisher: Konemann; (July 1999) # ASIN: 3829014481 |
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Helnwein, Faces
# Hardcover: ; Dimensions (in inches): 0.50 x 14.50 x 10.75 # Publisher: Distributed Art Publishers; (June 1994) # ISBN: 3723104274 |
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